世界的前衛芸術家・草間彌生(1929年~)の初の大規模版画展を開催します。網目や水玉の増殖が創作活動の根幹にある草間にとって、複製芸術である版画との出会いは必然的と言えました。1979年に版画作品を初めて発表し、そこには米国から帰国後の死や苦悩をテーマにした作品とは対照的に、華やかなモチーフが色彩豊かに表現されています。それまでの抽象的な表現に加え、カボチャ、ドレス、ぶどう、花やチョウなど日常的なモチーフが網目や水玉で構成され、明瞭な色彩をまといます。本展では、世界最大級の草間コレクションを誇る彼女の故郷、長野県の松本市美術館が所蔵する約330点の版画や作家蔵の作品などから、草間彌生の版画芸術の魅力と軌跡を展観します。
※前期・後期で作品全点を入れ替えます。
※前期・後期で作品全点を入れ替えます。
- 日程
- 2025年4月25日(金)~9月7日(日)
前期:4月25日(金)~6月29日(日)
後期:7月1日(火)~9月7日(日)
10:00~18:00(受付終了17:30)
- 料金
- 2,200円
- 場所
- 京都市京セラ美術館 新館 東山キューブ
- 電話
- 075-771-4334
- 休館日
- 月曜日(4/28・5/5・7/21・8/11は開館)